遠距離恋愛はすぐに会える距離に相手がいる場合と比較して、簡単には会えずに寂しさを感じやすいため、どうしても長続きしにくい側面があります。
しかし、遠距離恋愛で長続きするカップルや結婚するカップルも少なくありません。
そのような人は、どのような付き合い方をしているのでしょうか。
この記事では、遠距離恋愛を長続きさせるコツや結婚につなげるコツなどを紹介します。
遠距離恋愛経験のある男女200名の意見も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
遠距離恋愛を長続きさせるコツ
遠距離恋愛を円満に長続きさせるにはどうすればいいのでしょうか?
ロマリコラム編集部では遠距離恋愛経験のある男女200名にアンケートを実施しました。
遠距離恋愛経験者に聞いた長続きさせるコツを7つ紹介します。
相手のことを信頼する
遠距離恋愛を長続きさせるために最も重要なのが、相手のことを信頼すること。
遠距離恋愛中は会えない時間が多くなるため、その分不安な気持ちも大きくなりがちです。
相手のことを信頼しきれていないと、不安な気持ちはどんどん大きくなり、メンタルが不安定になります。
その結果、束縛が強くなり、相手との関係が崩れてしまうことになりかねません。
不安になる気持ちはわかりますが、思い込みや先入観を捨てて相手を信じることが重要です。
相手に依存せず自分の時間を楽しむ
遠距離恋愛を長続きさせるために、相手に依存せず自分の時間を楽しみましょう。
恋愛だけに重きを置いてしまうと、どうしても相手に依存してしまい、会えない時間が辛く感じてしまいます。
自分の時間を楽しめるようになると、メンタル的に安定して付き合えるようになります。
この機会に趣味や勉強など興味のあることを始めて、自分の時間を思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。
浮気を疑われるような行動はしない
遠距離恋愛を長続きさせるためには、浮気を疑われるような行動をしてはいけません。
遠距離恋愛中は相手の生活リズムなどを把握しにくいため、些細なことでもネガティブな方向に考えがちです。
嘘をつかない、隠しごとをしないなど、相手を不安にさせない言動を心がけましょう。
パートナーが不安症な場合は、アプリなどでスケジュールを共有することも有効です。
お金の負担を平等にする
お金の負担を平等にすると、経済的な不満が出にくいです。
遠距離恋愛中のカップルがデートするとなると、どうしても交通費や宿泊費で出費が大きくなる傾向があります。
どちらか一方の負担が大きくなれば、その不満から関係にひびが入ることも。
順番に相手に会いに行く、デートは二人が住む場所から中間時点で行うなど、金銭的負担が平等になるように工夫しましょう。
こまめに連絡をとる
遠距離恋愛を長く続けるためには、こまめな連絡も欠かせません。
LINEや電話などで連絡をとることは、会えない時間に最愛の相手とコミュニケーションをとる貴重な機会です。
こまめに連絡をとることで、会えない間の寂しい気持ちを和らげることができます。
どうしても長時間連絡がとれないことが予想される場合は、相手を不安にさせないためにもあらかじめその旨を伝えておきましょう。
不安や不満は小さいうちに話しておく
遠距離恋愛を長続きさせるために、不安や不満が小さいうちに話すことも有効です。
会えない時間が長くなれば不安な気持ちも大きくなり、些細なことから不安や不満を抱きがちです。
些細な不安や不満を溜め込んでしまうと、いつか我慢しきれなくなり、爆発をきっかけに大きな喧嘩になる可能性があります。
こまめに連絡をとるなかで、不安や不満を感じることがあればその都度共有する意識をもちましょう。
連絡頻度や会う頻度は適度にする
連絡頻度や会う頻度を適度にすることも、遠距離恋愛を長続きさせるために重要です。
たとえば、連絡をこまめにとりたいからといって、連絡の頻度を決めてしまうと、相手にストレスを与えてしまう可能性があります。
また、会う頻度を過剰に多くしてしまうと、金銭的負担が大きくなり、私生活に支障を及ぼす可能性も否定できません。
連絡頻度や会う頻度に正解はないので、二人で相談して最適な頻度を決めましょう。
遠距離恋愛中の連絡頻度
遠距離恋愛中の男女は、どの程度の頻度で連絡をとっているのでしょうか。
先述した遠距離恋愛経験のある男女200名におこなったアンケートで、連絡頻度について調査しました。
その結果がこちらです。
「毎日」と回答した人が59.5%と半数以上を占める結果になりました。
「2~3日に1回」と回答した人を含めると全体の約90%になり、多くの男女が少なくとも数日に1回は連絡をとっています。
この結果より、可能であれば毎日連絡をするのが理想ですが、少なくとも2~3日に1回は連絡をすると、相手を不安にさせずに済むといえます。
遠距離恋愛中の会う頻度
同様のアンケートで、どの程度の頻度で会っていたかについても質問をしました。
その結果がこちらです。
「月1回」が38.5%で最も多く、「月に2~3回」が22%、「2~3ヶ月に1回」が19.5%と続く結果になりました。
この結果より、1ヶ月に1回を目安として、会うタイミングを考えると良いと考えられます。
金銭的に余裕がない、距離的に難しいという場合は、最低でも2~3ヶ月に1回は会う機会を作りましょう。
遠距離恋愛から結婚につなげるコツ
将来的に結婚することを視野に入れながら遠距離恋愛をしている人もいるはずです。
先述したアンケートによると、24.5%もの人が遠距離恋愛から結婚に至っていることがわかりました。
ここでは、遠距離恋愛から結婚につなげるコツを実際に結婚した人からのアドバイスも交えて紹介します。
自立した信頼関係を築く
遠距離恋愛から結婚につなげるために最も重要なのが、自立した信頼関係を築くことです。
相手に依存して自立できていないと、「この人とこれからも一緒にいて大丈夫なのかな」と不安にさせる恐れがあります。
自立した信頼関係を築くことでお互いにストレスなく快適に過ごせるようになり、交際期間も長くなることで結果的に結婚を考えるようになります。
家族や友人を早めに紹介してもらう
家族や友人に早めに紹介してもらうことも、遠距離恋愛から結婚につなげるために重要です。
相手の家族や友人を紹介してもらうことで、結婚を考えて交際していることを周囲にアピールできます。
すると、周囲の人から結婚を期待されるようになり、自然と相手も結婚を意識するようになります。
「今度そっちに遊びに行った時に、実家にお邪魔してみたいな」というように、さりげなく家族や友人に会う機会を作ってもらいましょう。
結婚の時期や結婚観のすり合わせしておく
結婚は思い立ったらすぐにできるものではなく、多くの場合は計画的に進めるものです。
したがって、あらかじめ結婚の時期や結婚観をすり合わせておくことで、少しずつ結婚の準備を進めることができます。
ただし、いきなり結婚の話を切り出すと、相手の警戒心を高めてしまう可能性があります。
「友人の〇〇さんが結婚したみたい」というようなイメージで、さりげなく結婚の話題を出すのがおすすめです。
遠距離恋愛中に寂しさを紛らわすコツ
遠距離恋愛が長くなるほど、どうしても寂しい気持ちが大きくなりがちです。
遠距離恋愛を成功させるためには、寂しさとうまく付き合う必要があります。
遠距離恋愛中に寂しさを紛らわす4つのコツを紹介します。
友人と過ごす
寂しさを紛らわす最も有効な手段が、友人と過ごすことです。
一人でいると何かとネガティブに考えがちですが、誰かと過ごしている時間は余計なことを考えずに済むはずです。
加えて、気が置けない友人に寂しい気持ちを共有することで、気持ちがすっきりしてポジティブに過ごせるようになります。
恋人と会えない休日は、友人と過ごしながらリフレッシュしましょう。
自分磨きをする
遠距離の寂しさを紛らわすためには、自分磨きをすることも有効です。
自分磨きをすることで、より魅力的な自分を手に入れることができ、自分に自信がもてるようになります。
自分に自信がもてるようになると、気持ちも前向きになり、ネガティブなことを考えにくくなります。
筋トレをする、自炊に励むなど、興味のあることを始めて、より魅力的な自分を手に入れましょう。
相手からおすすめされたものを見る
相手からおすすめされたものを見ることも、一種の寂しさを紛らわす方法です。
おすすめされたものとは、本や漫画、ドラマ、映画などを指します。
それらを見て感想を共有することで、一緒に過ごしたかのような感覚を味わうことができ、寂しさを紛らわせることができます。
「あなたの好きなものに興味があるから、好きな作品を教えて」というように、前向きな言葉を添えておすすめを聞いてみましょう。
次に会うときのデートプランを考える
前向きな気持ちになりたい場合は、次に会うときのデートプランを考えることも有効な手段です。
「今度会う時は、水族館デートを提案してみよう!」と考えるだけでも、自然と前向きな気持ちになれるはずです。
妄想でも構わないので、寂しさを感じた際は次のデートプランをいろいろ考えてみてはいかがでしょうか。
遠距離恋愛のコツを理解して円満な関係を築こう
遠距離恋愛に苦戦する人は少なくありませんが、成功している男女もたくさんいます。
成功者の体験談を実践することで、遠距離恋愛が成功する可能性を高められます。
この記事で紹介した内容を参考に、遠距離恋愛のコツを理解して円満な関係を築きましょう。