彼氏とのお付き合いが長くなると、結婚を考えるのは自然なことです。
しかし、彼氏に結婚の話をしても、気まずい空気が流れると話を進めていいのか悩んでしまいますよね。
結婚に対する思いが彼氏と違っている場合は、このまま付き合い続けていいのかを考えてしまう原因にもなります。
本記事では彼氏が結婚に消極的な理由や、結婚の話を切り出すのによいタイミングなどを解説していきます。
結婚の話で彼氏と気まずくなりたくないとお考えでしたら、ぜひ最後までご覧ください。
彼氏が結婚の話に消極的な理由
まずは、彼氏が結婚の話に消極的なのは、どのような理由があるのかを紹介していきます。
理由を考えて彼氏の気持ちに寄り添うことで、結婚の話が進まなくても違った見方ができるようになるかもしれません。
まだ早いと考えている
結婚の話に消極的な理由として「いずれは結婚したいけど今じゃない」と考えていることが挙げられます。
この場合、結婚する気はあっても、何かもうひとつ後押ししてくれるものを待っているのかもしれません。
友人や親族が結婚したり、子どもが産まれたりするなど、結婚にプラスなイメージをもたらす出来事があれば、結婚したい気持ちが高まることもあります。
また、仕事で昇進して経済力が上がった場合や転勤で住む場所が変わるときも、結婚を考えるきっかけとなるでしょう。
家族を養うことが不安
自分の給料で家族を養う自信がないことは、男性が結婚をためらう理由になります。
「結婚=家族を養う必要がある」と考える男性は多いため、結婚するには大きな覚悟が必要です。
なかには、家族を養うのに十分な給料をもらっていない方がいます。
男性としてのプライドから、彼女に「経済力の不安がある」と伝えることが恥ずかしく感じる方もいるかもしれません。
彼女を幸せにしたいからこそ、家族を養うことに不安になるのは自然なことです。
結婚を前向きに考えて欲しいなら、自分にも働く意思があることを伝えて、経済面からくる結婚への不安要素を取り除くようにしましょう。
忙しくて考える余裕がない
仕事や趣味で忙しく過ごしている男性は、結婚を考える余裕がありません。
男性は複数のことを同時に考えることが苦手な傾向があるので、忙しいことに集中してしまいます。
女性側からすると「二人の将来のことなのにどうして考えてくれないの」と悲観的に考えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、結婚は人生の大きなイベントなので、考えるには自分に余裕がないと難しいものです。
余裕がないのに結婚の話ばかりされると、結婚自体にマイナスなイメージを植え付ける原因にもなります。
忙しいことが一時的なものであれば、落ち着くまで結婚の話は待つようにしましょう。
結婚したいと思っていない
男性が彼女と結婚したいと強く考えているなら、少なからず行動や言動に表れます。
彼氏から結婚に対しての話がなく、こちらから話を切り出しても消極的な場合は、そもそも結婚したいと思っていない可能性があります。
結婚に興味がない方は、結婚に対してマイナスなイメージを抱えている方が多いです。
たとえば、家族仲が悪い環境だったり、既婚者の友人が苦労していたりすると、結婚をネガティブなものとして捉えてしまいます。
自由に時間を使いたい
結婚をすると、自分の時間を自由に使えなくなるのが嫌だと考える男性もいます。
一般的に結婚をするとパートナーと一緒に住むことになるので、どうしても自由に使える時間は減ってしまいます。
まだ遊びたい気持ちが強い男性は、結婚をして自由に時間を使えなくなることに、ストレスを感じるのです。
趣味や友人との時間を大切にしている彼氏の場合は、結婚をしても自由な時間を確保できることを伝えると、前向きに考えてくれるかもしれません。
彼氏に結婚の話を切り出すベストタイミング
どのようなタイミングであれば、結婚の話を彼氏が避けたり嫌がったりしないのか気になる女性は多いはず。
結婚の話をスムーズに進めるには話を切り出すタイミングが重要です。
彼氏に結婚の話を切り出すベストタイミングを、3つ紹介するので話すタイミングに悩んでいる方は試してみてください。
お互い余裕があるとき
消極的な理由でも紹介しましたが、彼氏が忙しいときは結婚を考える余裕がありません。時間に余裕がないと、精神的にも余裕がなくなってしまうものです。
結婚の話を切り出すなら、彼氏の仕事が落ち着いていて精神的にもリラックスしているときに行いましょう。
時間の余裕以外にも昇進や給料アップなどで経済的な余裕が生まれると、さらに結婚の話を前向きに捉えてくれやすくなります。
また、結婚の話を切り出すときは彼氏だけでなく、あなた自身にも余裕があることがポイントです。
自分に余裕がない場合に結婚の話をすると、彼氏の言葉をネガティブに受け止めてしまう恐れがあります。
ほかにも、結婚に焦っている気持ちが彼氏に伝わると、余計にプレッシャーを与えてしまうかもしれません。
自分の気持ちを冷静な状態にしたうえで、お互いに余裕があるときに切り出してみてください。
記念日や誕生日
お付き合いを始めた日やお互いの誕生日、クリスマスなどのイベントの日も、結婚話を切り出すのによいタイミングです。
記念日や誕生日などの特別な日は、普段は話さないお互いの気持ちを伝え合うのに適しています。
「来年も一緒に過ごせるといいね」と伝えると、彼氏とこれからも一緒にいたい気持ちが伝わります。
感謝の気持ちを伝えるとともに、彼氏自身はこれからも一緒にいたいと思っているのかを尋ねてみましょう。
特別な日は自分も素直に気持ちを伝えやすいので、つられて彼氏も本音を打ち明けてくれるはず。
また、お互いの気持ちが高まる日でもあるため、気まずい雰囲気になりにくいといえます。
周りから後押しされたとき
彼氏の家族や友人と親交がある場合は、周りから結婚を後押ししてもらうのも効果的な手段のひとつです。
彼女からの結婚の話はネガティブに受け止めてしまう彼氏でも、家族や友人に「いつ結婚するの?」「彼女を逃したら結婚できないぞ」と言われると素直に受け止める可能性があります。
結婚に対して真剣に考えるきっかけとなるため、結婚の話を進めたいのであれば周囲の方に協力をしてもらいましょう。
友人と一緒に食事をして「結婚はいつするの?」と聞いてもらうのも有効なので、食事の機会があるならば友人に協力を仰いでみてください。
また、親族や友人が結婚や出産したときも、結婚に対してポジティブに考えられるようになるため、結婚の話を切り出すのによいタイミングといえます。
彼氏が結婚する気があるのか見極める方法
結婚の話が進まないのは、そもそも彼氏に結婚する気がない可能性があります。
彼氏と結婚の話をしたいなら、自分と結婚する気があるのかどうかを確認しましょう。
直接聞けないという方は、これから紹介する方法を試して彼氏の気持ちをチェックしてみてください。
将来の話をする
彼氏が結婚したいと思っているのかを確認するには、将来についてどのように考えているのかを聞いてみましょう。
「私と結婚する気はある?」と直接聞いてしまうと、プレッシャーを感じて黙ってしまう恐れがあります。そのため、質問は簡単に答えられるものにすることがポイントです。
聞くときは重い雰囲気ではなく、テレビや動画などで結婚式や子どもが映った際に「結婚式素敵だね」「子ども好き?」と自然に話題にしてみてください。
話の流れで聞くことで、彼氏も身構えることなく本音を話してくれるはずです。
結婚願望の有無や、将来子どもを持ちたいと思っているのかを聞けると、彼氏が将来についてどのように考えているのかがわかります。
結婚式や子どもに対してポジティブに考えているなら、あなたとの結婚も考えてくれていると判断できます。
貯金をしているのか確認する
結婚をすると、結婚式や子どもなど、多くのお金が必要になります。
彼氏が未来に向けて貯金や節約を行っているなら、結婚を決意している可能性が高いといえます。
貯金や節約をしているかは、彼氏の普段の行動に注目をしてみましょう。
- 趣味にお金を使わなくなった
- 外食が減った
- 毎月貯金をしている
上記の行動がある彼氏は、結婚に向けてお金を貯めている最中の可能性があります。
プロポーズは経済面の不安をクリアできてからと考えているかもしれないので、しばらく様子を見てみましょう。
これからも一緒にいたいか聞く
これからも一緒にいたいかを聞くことで、彼氏が結婚したいと思っているのかを確認しましょう。
良好なお付き合いをしているなら、大抵の場合「これからも一緒にいたい」と答えると思います。
一緒にいたいと答えるのに結婚の話をしてくれないのなら、彼氏が結婚によいイメージを持っていないことが理由のケースもあります。
結婚に対するイメージはさまざまですが、今までの生活がガラッと変わってしまうことや、経済的な不安を感じてしまうことなどが考えられます。
「結婚をしても大きく生活は変わらない」「一緒に働いて支え合いたい」など、ポジティブなイメージを伝えることで結婚に対しての意識が変わるかもしれません。
結婚の話で気まずい空気にしないコツ
彼氏に結婚の話をしたときに、気まずい空気が流れるのはなんとか避けたいものです。
結婚の話で気まずい空気にしないためには、どのようなことを心がければいいのか紹介していきます。
気まずい空気になってしまった経験がある方は、自分に該当している行動はないかチェックしてみてください。
理想を押し付けない
結婚をして幸せそうな友人や両親の仲が良好な場合、自分も結婚をして幸せになりたいと考えてしまう女性は少なくありません。
悪いことではないのですが、自分の理想は相手と同じとは限らないため、彼氏に気持ちを強要するのはNGです。
たとえば「友人の結婚式が素敵だったから自分の結婚式は盛大にしたい」「両親は結婚してからも毎年旅行に行っている」などの発言はプレッシャーを与えることもあるので注意してください。
理想ばかり押し付けていると、彼氏は「自分には幸せにできない」と引く恐れがあります。
結婚が遠のいてしまう危険性があるため、相手の気持ちを考えることを大切にしましょう。
プレッシャーを与えすぎない
プレッシャーを与える発言は、気まずい空気が流れる原因となるため気をつけましょう。
「どうして真剣に考えてくれないの?」「私と結婚する気あるの?」などと責めてしまうと、彼氏が不快感を感じて結婚の話自体が嫌になる恐れがあります。
結婚をしたい気持ちを相手に伝えるのは効果的ですが、結婚についての考えを強要してはいけません。彼氏は真剣に考えてるからこそ、簡単な気持ちで応えられないことがあります。
ほかにも「親に会って欲しい」と頼むのも、プレッシャーを与える原因のひとつ。
真剣にお付き合いをしている相手だからこそ親に紹介したくはなりますが、結婚を悩んでいる彼氏を連れて行っても望むような結果にはならない可能性があります。
親に紹介するのは、彼氏に結婚したい気持ちがあるとわかったときで遅くありません。
プレッシャーを与えると結婚のことを考えるのが嫌になるかもしれないため、彼氏の立場を考えた言動や行動を心がけてください。
素直な気持ちを伝える
素直に自分の気持ちを伝えることは、結婚の話を真剣に考えてもらうために有効です。
「結婚したい?」と彼氏に聞くのではなく、自分が結婚したい気持ちを素直に彼氏に伝えてみてください。
結婚の話は男性から言ってほしいと思う方もいるでしょうが、まわりくどい言葉で誘導するよりも素直な気持ちが一番相手に伝わりやすいのです。
「今だけじゃなくこれから先も一緒にいたいから結婚したい」と、自分から気持ちを伝えると彼氏は素直に受け止めてくれるはずです。
「僕も一緒にいたいと思っている」と返事をくれたなら、結婚までの道のりはもう少しかもしれません。
冷静に話す
彼氏が結婚の話をまったくしてくれない場合「結婚する気ないならどういうつもりで付き合っているの?」と感情的になる女性もいるかもしれません。
感情的な言葉をぶつけると彼氏も反抗的な態度になってしまい、結婚の話自体をしづらくなってしまう恐れがあります。
不安や焦る気持ちはわかりますが、感情的な態度では彼氏の本音が聞き出せなくなります。
彼氏の本音を聞くために、結婚の話をするときは冷静な態度を保ちましょう。
思い通りの答えが返ってこなくても、感情的にならずに彼氏の気持ちに寄り添うことを大切にしてください。
話し合える関係作りをしておく
話し合いは、お互いのことを理解し合うために大切な時間です。
日頃から話し合える関係づくりをしていれば、結婚の話をしても気まずい空気が流れることはありません。
軽い話しかできない関係では、真剣な話をしたときに気まずくなりやすいです。
自分の意見を伝え相手の意見を聞き、お互いに本音で話せる関係であれば、結婚の話も前向きに進むはず。
結婚話が進展しないならほかの男性との恋愛を視野に入れよう
結婚の話をするときは自分の都合ではなく、相手の状況を観察してタイミングのよいときを見計らって話題に出してみてください。
彼氏と結婚の話で気まずくさせないためには、自分の気持ちを押し付けずに彼氏の気持ちに寄り添うことが大切です。
彼氏の気持ちに寄り添っても結婚話が進展しないのなら、ほかの男性との恋愛を視野にいれることを検討してみましょう。
結婚する気がない彼氏とは、いつまで付き合っても結婚できない可能性があります。結婚願望のある男性と出会うことで、スムーズに結婚へと進む未来が待っているかもしれません。