婚活で出会った素敵な人でも、デートを重ねているうちに、どうしても合わないこともでてきます。お断りをするのであれば、後々面倒なことにならないように、きちんとお断りをししましょう。
婚活でお断りする時に、どうしたらいいか、上手に断る方法はないかを考えてみましょう。
婚活における断り方のマナーと注意点
婚活する上で、交際をお断りする場合、次の点に注意しましょう。曖昧にしないダメだと思ったら迅速に断りの理由は相手をみて
これは、通常の恋愛においても言えることです。
曖昧にしない
日本人にありがちですが、曖昧な表現での断りは、相手に伝わらない場合があります。
例えば「なかなか会えないのもあるし、うまくいかないのでは無いか。」「素敵なのでこちらが引け目を感じてしまう。」などでしょうか。
しかし真の意図が伝わらずに「大丈夫だよ!できるだけ会う時間とりますね。」「引け目を感じる必要はありませんよ!あなたの方が素敵です。」と返されてしまったら、どうしましょう?
やはりはっきりと「交際はできない」ことを伝えないと、更にややこしくなり、断ることができなくなってしまいます。お断りする場合は、きちんと「交際できない」ことが相手に伝わるようにしましょう。
結婚相手として、パートナーを探している以上「この人と結婚はない」とどちらかが思えば、そこで関係は終わりです。友達や恋人止まりでいいと思う人はほぼ居ないでしょう。
「お互いのために結婚はなしで」=(もうお会いすることはありません)と伝わるように断った方が後腐れは無いですよね。
ダメだと思ったら迅速に
会って会話をするうちに、どんどん好きになる場合は良いのですが…。その逆で「なんだか違うな…。」「価値観が合わない…。」ということもあるのが、男女の仲。
その場合、無理してお付き合いをするよりも、次の相手を探した方がお互いのためです。
だらだらと長くデートをしたり、なんとなくで引っ張っていると、どんどん断りにくくなるので注意しましょう。
婚活では、お互いの時間がとても貴重です。だらだらと相手に時間を使わせるのも、自分の時間を奪われるのも避けたいですよね。どちらかがダメだと思ったら、結婚は成立しません。
それならば次の婚活に時間を使った方が有意義です。
断りの理由は相手をみて
お断りをする際に、断る細かい理由を全て伝える必要はありません。
細かい理由は、聞かれてからでもOKです。
例えば「価値観が合わない」に対し、様々な細かい理由があるはずです。
食事の時の作法や箸の持ち方、金銭感覚、デート代の支払い、話し方や話す内容、振る舞いや外出時の態度、思いやり、気の使い方、生活習慣や身だしなみ……。
ちょっと考えただけでもこれだけありますから、実際にはもっと沢山の理由が存在します。こういった細かい理由を。聞かれても居ないのにいちいち伝えると、相手を深く傷つけることがあります。
育ってきた環境もありますので、その人の人生を批判するようなことは避けましょう。
婚活で避けたい断り方例
お断りには、人によっては深く傷つけたり、期待を持たせたり、断りにならない場合もあります。
好ましくない断り方も存在するので、注意してください。
「時間がない・忙しい」
意外と難易度の高い「時間がない」「忙しい」。うまく使わないと、時間ができるのを相手が待ってしまう可能性があります。
忙しいのはいつまでだろう、来週なら時間あるかな、そう思って待ってしまう人も居ますので、お断りの意思を伝える「時間がない」でなくてはなりません。
それならはっきり断った方が、まだ簡単かもしれませんね…。
転勤で引っ越す
もうしばらく婚活をしないのであれば、良いのかもしれませんが、これからまだ婚活を続けるのであれば、そこかで出会ってしまう可能性があります。
引っ越すから会えない、と言っていた相手が、同じ婚活パーティーに来ていたら気まずくないですか?
もし婚活を続けようと思う場合、はっきりお断りしておいた方が、万が一顔を合わせてしまった時に、お互い気持ちが良いでしょう。
お友達でいましょう
恋愛をする上でもあるあるの「お友達でいましょう」。
しかし、鈍感な人には通用しない可能性があります。
お友達からはじめて、恋人、結婚に進みたい人なのかな…と、期待を持たせてしまうかもしれません。
相手があなたを気に入っていれば、期待してしまうかもしれないので、希望を持たせる断り方は避けたほうが無難です。
外見や体型、人格の批判、
体型や、容姿の好みなど、どうしうようもないことを理由に断るのはやめましょう。
また、環境などを否定することも、その人の生きてきた人生を否定することになりかねません。
それこそ育ちの悪いことですから、自分のためにもなりません。自分に置き換えてみて考えてみてください。
もう会わない相手です、最低限のマナーを持ちましょう。
婚活における上手な断り方
断る時点で穏便に上手に…というのは難しいでしょうが、当たり障りのない断り方を紹介します。
昔からある例文を使用する
昔から日本には、お断りする時に使う言葉がありますよね。
「定型文か」と思われるかもしれませんが、余計なことを言うよりは良い場合もあるので、参考にしてみてください。
よくある表現には下記のようなものがあります。
「私にはもったいない。」「私より良い方がいるかと思います。」「ご期待に添えず済みません。」「今までデートしてくれてありがとうございました。」
実際の文例になると、下記のような内容になります。
もう会わない相手ですから、定型文だとしても礼儀を持って対応しておいたほうが、後で面倒になりません。
実際に皆どうしているの?お断り文句調査!
実際に婚活では、皆どうやってお断りしているのでしょう?
世間の声を調査してみたところ、下記のような意見がありました。
「お付き合いすることが決まった」
というのが1番諦めがつきます。
「色々考えたのですが、これ以上はお付き合いすることをやめたいです。申し訳ありません。お互い合わないなと感じることが増えていて。色々ありがとうございました。」
「〇〇さんにはほかの人が居ると思う。」
望みを与えない断り方がいいですよ。
参考:Yahoo!知恵袋
婚活パーティーでカップルになっても別れるのはよくあります
しかし次の婚活パーティーでフェードアウトした相手と絶対に会わない保証はないですよね
なので私は
「今回は残念ですがご縁がなかったようです
私はまた婚活を頑張りますが、貴方も良いご縁がある事を祈っています」
と連絡してアドレス全て削除します(笑)
参考:Yahoo!知恵袋
婚カツなのでどの相手を選ぶかっていうのは男女お互い様です。そこに傷をつける等という言葉は意味がないように思います。選ばれなかった時点で傷がついてますから。
なので、誠心誠意良き点も交えつつ最後にきちんとお別れの言葉と感謝の言葉を伝えればいいかと思います。あとは自分には勿体ない等か…。
今回は縁がありませんでしたが、◯◯さんに合った素敵な人と御縁がありますように。等ですかね。
参考:Yahoo!知恵袋
皆さん色々考えているようです。
恋愛以外の例文を参考にする
完璧な社交辞令のお断り文句と言えば、面接や応募時の採用・当選通知ですね。
もし、思いつかなければ、不採用・落選通知の例文などを参考にしてみるのも手です。
原則として以下のような流れになります。
この度はありがとう
↓
誠に申し訳ない、ご期待に添えない、残念ながら
↓
あなたの発展をお祈りしています
それでは置き換えてみましょう。
面接の場合ますますの発展と続くけれど、ここを置き換えた場合「あなたが素敵な誰かと出会えることをお祈りしています。」になります。ここは、相手をみて臨機応変に付け足してください。
もっとはっきりと言う場合、
「先日はお時間をありがとうございました。せっかくのご縁ではありますが、価値観の相違などから、今回はお断りをさせていただきます。」
でしょうか。
これだけはっきり伝えたら、勘違いすることもありませんよね。
もし、もう少しオブラートに包みたい…と思うのであれば、こんな文句はいかがでしょう?
「先日は楽しいお時間をありがとうございました。とても素敵な方で、私にもったいないと感じてしまいました。◯◯さんには、もっとふさわしいお相手がいるかと思います。残念ですが、ご縁がなかったと思いますので、お断りさせてください。」
最後を曖昧にする手もありますが…伝らなかったら困るので、「お断りします」と言う意思表示はつけておいたほうが無難です。
婚活におけるフェードアウトに対する見解
婚活をする上でよくあるのがフェードアウト。婚活で出会った相手と、途中で連絡が途絶えてしまったり、デート後に音信不通になることを指す言葉です。
男女の恋愛に置き換えて表現すると、いわゆる「自然消滅」のようなものでしょうか。
デートしてみて、やっぱり人生のパートナーにはなれない…と感じた時、断るのが苦手な人や面倒で、ついフェードアウトをしてしまうようです。
ですが、された方はどう思うのでしょう?
フェードアウトには賛否両論あるようです。
フェードアウトOK派の見解
フェードアウトがダメな人ばかりではありません。
複数人同時の場合は言われる前(相手がそこまでの感情になる前に)フェードアウトするのが暗黙のルールというか、誰も傷つかないスマートなやり方ですよ。それ以上になると相手を傷つけずには無理だと思います。後味すっきりはやはり都合よすぎです。
そもそも相手側にその気があるのかも分からないのに
いきなり断りメールが来たら
は?ってなりますよ。
自然にフェードアウトでいいでしょう。
もし
わたしはどうでしょうか?
と質問がくれば
すいません。今回はご縁が無かったという事で、、、
と断りをいれれば良いだけ。
参考:Yahoo!知恵袋
「そもそも婚活ではよくあることだから、自分もフェードアウトで意思表示する」という人や、「はっきり言われたくない」「傷つくからそっと去って欲しい」という人も存在します。
相手や状況に合わせて対応しましょう。
フェードアウトNG派の見解
婚活でフェードアウトされた人たちの、こんな意見がありました。
先日初参加の婚活パーティーで知り合った30代男性に、フェードアウトされました。
告白されて、恋愛感情は無くても一応まじめに付き合ってた人でした。
無言でメール受信拒否られて、凄くショックが大きかったです。
別れたいと言われても、ごねるつもりも無かったのに…
ネットで見てみるとフェードアウトはとても多いケースらしいですが、
正直言って、いい大人なのにみんなどうしてそんな失礼な方法をとるんだろうと個人的には思いました。
私個人の意見ではありますが、やっぱりけじめはしっかり付けてから先に進みたいので、
定形の見本でみかけるような内容でいいから本人に意思を伝えてお別れされたいと思ってます。
参考:Yahoo!知恵袋
婚活でお互い結婚目的で関わっている以上、もしダメならダメで言ってくれないと、音信不通にするなど遠回しだと、相手の時間を無駄にすると思うので、
今度のデートも断りたいし、今後関わることもお断りしたいという考えです。
参考:Yahoo!知恵袋
フェードアウトされると「スッキリしない」「次に進めない」ということだけではなく、そんな不誠実なことをされた、というショックも大きいようです。
また、何度も会っている場合、何かあったのではないか、と心配になってしまうかもしれません。心配して連絡され続けるよりは、意思表示したほうが、スッパリ終わるのでスッキリはしますよね。
フェードアウトは最終手段にするのが無難
どうしても断れない、断れなくて我慢してお付き合いを続けている人も居るかもしれません。
しかし、フェードアウトされて、OKな人ばかりではないので、最終手段と考えていた方が良いでしょう。
はっきり断りづらいなら、徐々に返信頻度を減らしてフェードアウトもありです。意外にフェードアウトは多いですよ。
スパッと断りたいなら、他に好きな人ができましたが無難でしょう。
参考:Yahoo!知恵袋
相手が気が付かずに、何度も連絡をしてくる場合もあるので、徐々に減らすなど、フェードアウトである雰囲気を出した方が良いかもしれませんね。
相手が好意的であれば、かえって傷つけることになりますので、十分配慮しましょう。
綺麗に断ることも婚活のマナー
婚活は男女のことですから、なかなかスムーズに行かないことも多く、断る方も断られる方も悩みがちです。
ですが、合わないと分かっているのに、無理して付き合っていてもうまく行きません。
次に進んだ方がお互いのためです。その際に、最低限の思いやりは持ちましょう。お断りするのもマナーです。
踏まえた上で婚活しましょう。素敵なパートナーに巡り会えますように!