結婚式はお祝いの場ですが、素敵な出会いを期待して参加する人も少なくありません。
男女200名に「出会いを期待して結婚式に参加したことがありますか?」と聞いたところ、約40%の方がYESと回答しました。
この記事では、結婚式で素敵な出会いを見つける方法や注意点などを解説します。
結婚式での出会いが交際に発展しやすい理由
結婚式での出会いは、他の出会いに比べて交際に発展しやすい理由があります。
結婚式で出会った方との交際経験がある男女200名に「結婚式や二次会での出会いが交際につながったのはなぜだと思いますか?」と聞いたところ、おもに5つの理由があることが分かりました。
結婚式での出会いが交際に発展しやすい理由をご紹介します。
共通点が多い
結婚式で出会った方との共通点の多さが、交際に発展しやすい理由の一つです。
結婚式で出会った方と交際経験がある人のうち86%は「友人の結婚式へ参加したときに出会った」と回答しています。
友人の結婚式には年齢や出身校、地元などが同じ出席者が集まるため、共通点の多い方ばかり。
心理学では「類似性の法則」といって、人は共通点の多い人に好意を抱きやすいことが分かっています。そのため、共通点が多いと交際に発展しやすいのです。
共通の友人がいる
友人の結婚式に参加した場合は共通の友人がいるため、交際に発展しやすい傾向があります。
共通の友人がいるとお互いに親しみやすく、場合によっては友人がサポートしてくれることも。
そのため、共通の友人がいることで通常よりも交際に発展しやすいのです。
気分が高揚している
結婚式では気分が高揚している状態で出会うため、気分の高まりからスムーズに交際へつながります。
結婚式はお祝いの場でお酒が入っていることもあり、気分が高ぶりやすい場所です。
また、友人・知人の幸せな姿を見て「自分も結婚したい」と感じる方が多く、普段よりも恋愛に対する意欲は高くなります。
そのため、結婚式で出会った方と交際につながりやすいのです。
出会いを期待している
結婚式での出会いを期待して参加している方が多いことから、すぐ交際に発展しているケースも。
冒頭でもふれましたが、約40%の方が結婚式に出会いを期待して参加していることが分かっています。
出会いを期待しているということは恋愛に対するモチベーションが高い状態です。
そのため、出会いがあればすぐ交際に至りやすいのです。
一緒にいる時間が長い
結婚式は二次会まで含めると長い時間を共に過ごすことになるため、出席者同士の距離が縮まりやすい傾向にあります。
意外と多いのが二次会の幹事を任され、同じように幹事になった異性とお付き合いするパターンです。
二次会の幹事になると事前準備から関わることになるため、かなりの時間を一緒に過ごすことになります。
また、二次会の成功という共通目標があるため、一体感が生まれて交際にもつながりやすいのです。
結婚式で出会いを見つけるタイミング
結婚式で出会いを見つけるのに適切なタイミングも気になるところ。
結婚式で出会った方と交際経験がある男女200名への調査結果から、出会いを見つけるのに最適なタイミングをご紹介します。
二次会
もっとも出会いを見つけられるのは「二次会」のタイミングです。
約7割が二次会で出会ったと回答しており、ほとんどの方が二次会で出会いを見つけています。
二次会は式のあとに新郎新婦の友人や知人が集まり、お酒を飲んで楽しむ場。様々な人が集まり自由に会話するため、出会いを見つけやすいのです。
披露宴
二次会に次いで多かったのは「披露宴」での出会いです。
ほとんどの場合、披露宴では面識のある人や相性の良さそうな人で同じテーブルになります。
そのため、席が近いからと話しているうちに距離が縮まり、交際まで発展することが多いのです。
結婚式の前
結婚式の受付や二次会の幹事を任された場合などは「結婚式の前」に出会いがあるケースも。
同じ役割を担っていると一体感が生まれるため、通常よりも心理的な距離は縮まりやすい傾向にあります。
もし新郎新婦が受付や二次会の幹事を探していたら大きなチャンス。積極的に立候補することをおすすめします。
結婚式の後
あまり多くはありませんが「結婚式の後」に出会えることもあります。
たとえば、結婚式をきっかけに友人たちと飲み会を行い、そこの飲み会で親しくなった異性と交際した方もいました。
結婚式当日に出会いがなくても、結婚式を通じて後日出会えることもあるのです。
結婚式での出会いを交際につなげる方法
結婚式で良い出会いがあっても、必ず交際につなげられるとは限りません。
出会いを交際につなげるためには、いくつかのコツがあります。
結婚式で出会った方と交際経験がある男女200名に聞いた、結婚式での出会いを交際につなげる方法についてご紹介します。
相手との共通点を見つける
先ほども少しふれたように、人は共通点が多いほど好意を抱くもの。
相手と話をするなかで共通点を探り、アピールしていくことで交際につながりやすくなります。
とくに共通の趣味を見つけられると、デートに誘いやすく、より親しくなる機会を得られます。
熱が冷めないうちに連絡する
結婚式で良い人との出会いがあったときは、熱が冷めないうちに連絡することで交際に至りやすいです。
どれだけ結婚式で良い雰囲気になったとしても、時間が経てば熱は冷めていくもの。
結婚式が終わった後や翌日などに、できるだけ早く連絡をしてデートにつなげることが大切です。
連絡はまめにする
結婚式で出会った方と交際するためには、まめに連絡をとることも大切です。
人は接している頻度が高いほど好印象を抱きやすい傾向があります。
そのため、まめに連絡をとることで相手と交際できる確率は上がります。
積極的に会う機会を作る
ただ連絡をとるだけでは交際につながりません。積極的に会う機会をつくることも大切です。
いくら親しくなっても、会わない期間が長くなると「進展がない」と思われてしまい、相手の気持ちも離れていってしまいます。
また、結婚式から時間が経つほどデートに誘いづらくなります。
できれば、結婚式から数日以内に会う機会を作りましょう。
友人に根回ししてもらう
共通の友人がいる場合は、友人に根回ししてもらうのも一つの方法です。
たとえば、友人を通して連絡先を聞く、会う機会を作ってもらうなど。
友人に根回ししてもらうことで、スムーズに距離を縮めることができます。
結婚式で良い出会いがあった際の注意点
結婚式で良い出会いがあったとしても、ただアプローチすれば良いわけではありません。
いくつか注意しておくべき点があります。
そこで、結婚式で良い出会いがあった際の注意点をご紹介します。
節度をわきまえて行動する
結婚式では節度をわきまえて行動するように心がけましょう。
結婚式で出会う人は新郎新婦の親族か友人・知人です。失礼な態度や接し方をしてしまうと、招待してくれた新郎新婦に迷惑がかかります。
また、相手に「節度がない人」として敬遠されることも。
新郎新婦に招かれて参加しているという意識を忘れず、節度をわきまえて行動しましょう。
祝いの場であることを忘れない
結婚式に出会いを期待して参加していたとしても、出会いにガツガツするのはNGです。
結婚式はあくまでも新郎新婦をお祝いするためのもの。
あからさまに出会い目的だと分かるような態度は相応しくありません。
新郎新婦のお祝いをするために参加していることを忘れないようにしましょう。
相手だけでなく周囲の人にも気を配る
結婚式では、出会った相手だけでなく周囲の人にも気を配ることが大切です。
相手にだけ親切に接したとしても、それ以外の人のことが見えていなければ幻滅されてしまいます。
周囲の人にも気を配ることができるような人はとても魅力的に感じるもの。
結婚式では視野を広くすることを心がけましょう。
誠実な行動を心がける
結婚式で出会う方には誠実な行動を心がけるようにしましょう。
安易に身体の関係をもつ、勢いで交際してすぐに別れるなど、不誠実な行動をとってしまうと新郎新婦の顔に泥をぬることになります。
結婚式で出会う人は新郎新婦の関係者であることを忘れず、誠実な対応をすることが大切です。
交際を急がない
いくら焦っていたとしても交際を急ぐのはNGです。
人は追われると逃げたくなるもの。交際を急いでしまうと焦りが見えて、せっかくの出会いのチャンスを逃してしまいます。
相手のペースに合わせながらゆっくりと関係を深めていきましょう。
友人には様子を見て報告する
もし結婚式で出会った方とお付き合いできたとしても、共通の友人にはしばらく様子を見てから報告することをおすすめします。
なぜなら、交際後すぐに報告して別れてしまった場合は「結婚式の勢いで付き合ったのか」と思われてしまう可能性があるからです。
できれば友人に報告するのは、交際から2〜3ヶ月が経ち、関係が落ち着いた頃にしましょう。
結婚式は出会いのきっかけの一つ
結婚式での出会いが交際に発展しやすい理由や、交際につなげる方法などをご紹介しました。
結婚式が良い出会いの場であることは間違いありませんが、出会いのきっかけの一つに過ぎません。
あまり過度に期待しすぎず、あくまでもお祝いの場であることを忘れずに参加しましょう。