「好きな人に話しかけられない」といった悩みはよく耳にするものです。
仲良くなりたいのに、好きな相手だと話しかけられないのはどうしてなのでしょうか。
この記事では、好きな人に話しかけられない原因や対処法を紹介します。
好きな人に話しかけられない原因
話しかけられないことに悩んでいるのなら、なぜできないのか考えてみましょう。
好きな人に話しかけられない原因を5つ紹介します。
相手を意識しすぎている
話しかけようと意気込んでいても、目の前に好きな人がいると緊張してしまい話しかけられないことがあります。
好きな人に対しては「よく見られたい」という思いが生まれやすいため、意識しすぎる傾向があります。
相手を意識しすぎると、目を合わせられなかったり、話す言葉が出てこなかったりすることで、話しかけられません。
一方、好きじゃない相手には変に意識しなくて済むので、普段通り話せる人が多いものです。
相手の反応が怖い
話しかけられない原因として、相手の反応が怖いことが挙げられます。
「嫌われたくない」と思う気持ちは、好きな相手だとより大きくなるものです。
自分に自信が持てない場合に多く「話しかけて嫌な顔をされないかな」といった不安に襲われます。
過去の経験で意中の人に冷たくされたことがあるなら、より恐怖を感じて行動に移せなくなります。
話す内容が思いつかない
相手と接点がない場合、話す内容が思いつかないことで「話しかけられない」と悩むことがあるでしょう。
同じ会社だけど部署が違ったり、友人の友人だったりなど、知り合い程度の関係であれば気軽に話しかけられないものです。
相手が自分を認識していれば話しかけやすいですが、まったく知らない相手だと、さらに話しかける難易度は上がります。
接点がある相手でも共通の話題がなければ、話す内容に悩んでしまうでしょう。
自分の好意に気づいてほしくない
自分の好意に気づいてほしくないことが理由で、話しかけられない場合があります。
一般的に好きな相手と親密になるには、ある程度の好意が伝わったほうが進展しやすくなります。
「相手が自分を好きになってくれる」といった自信があるのなら、好意がバレても問題ないと考えるでしょう。
しかし、好意に気づいてほしくない方は「嫌われるかも」とネガティブ思考な傾向があり、相手がどう思うかを考えすぎて行動に移せません。
好きだからこそ失敗したくない
好きだからこそ失敗したくないと感じているのも、話しかけられない原因になります。
「話が盛り上がらなかったらどうしよう」「楽しく話せるか不安」などの悩みを抱え、失敗を恐れて話しかけられません。
話しかけることで嫌われるリスクがあるなら、行動に移さないほうが良いと考えています。
好きな人に話しかけられないときの対処法
ここからは、好きな人に話しかけられないときの対処法を5つ紹介します。
できるものから試すことで、話しかけられるようになるかもしれないので参考にしてください。
気持ちをリラックスさせる
話しかけられないのは、好きな人に緊張してしまうことが原因の1つです。
気持ちをリラックスさせることで、心に余裕ができ、好きな人の前でも緊張しづらくなります。
今すぐに気持ちをリラックスさせたいなら、以下の方法を行ってみましょう。
- 深呼吸する
- 筋弛緩法を行う
- 音楽を聴く
- コーヒーやお茶を飲む
- 香りを楽しむ
深呼吸や筋弛緩法(筋肉の緊張と弛緩を繰り返すリラックス法)はすぐにできるため、心を落ち着けたいときは試してください。
好きな人に話しかける日はお茶を用意したり、好きな香水をつけたりすることで、リラックス効果が期待できます。
自然体を心がける
「嫌われたくない」という気持ちが強い場合、ついつい自分をよく見せたいと思ってしまうものです。
しかし、取り繕った自分で接していると、本当の自分を出しづらくなります。
恋愛がうまくいかない原因となるため、自然体を心がけて話しかけましょう。
「ありのままの自分で大丈夫」と考えると、話しかけることのハードルも低くなるはず。
自分らしさが出せたら、好きな人との会話が心から楽しめるようになります。
相手のことを深く考えない
相手の気持ちを考えることは大切ですが、勝手にネガティブな気持ちを想像しないようにしましょう。
「面倒くさいと思われるかもしれない」「話しかけたら迷惑かも」などの考えは、話しかける行動の妨げにしかなりません。
話しかけたときの気持ちは相手にしかわからないものなので、考えすぎずに行動に移しましょう。
好意が伝わったとしても、ほとんどの人は迷惑よりも嬉しいと感じるものです。
あいさつから始める
話しかけることにハードルが高いと思うなら、あいさつから始めてみましょう。
あいさつなら話す言葉も決まっているため、気負うことなくできます。
好きな人とすれ違った際は「おはようございます」「お疲れ様です」と、声掛けをしてみてください。
日常的に挨拶をしていると、顔を覚えてもらうことができ、話しかけやすくなります。
また、相手から話しかけてもらえる確率も上がります。
自分に自信を持つ
好きな人に話しかけたいなら、自分に自信を持つように意識しましょう。
自分に自信がないと「話しかけたら嫌われるかもしれない」といった気持ちが強くなります。
自信を持つことで「自分なら大丈夫」とポジティブに考えられるようになり、好きな人を前にしても堂々と振舞えます。
運動をしたりメイクの研究をしたりなど、自分磨きをして自信をつけるのもおすすめです。
好きな人に話しかけるときに意識すること
最後に、好きな人に話しかけるときに意識することを3つ紹介します。
話しかけてマイナスな印象を持たれないために、早速チェックしていきましょう。
表情に気を付ける
好きな人に話しかけるときは、表情に気を付けることがポイントです。
せっかく話しかけることができても、無表情や不機嫌な表情は相手にマイナスな印象を与える恐れがあります。
好印象を与えるには、自然な笑顔を心がけ、なるべく相手の目を見るようにしましょう。
緊張していると表情がうまく作れないかもしれませんが、気持ちをリラックスさせて笑顔を意識してください。
質問攻めよりも聞き上手になる
好きな人と話していると、沈黙に耐えられず質問攻めになる場合があります。
しかし、質問ばかりしていると、会話に息苦しさを感じたり、デリカシーがないと思われたりするかもしれません。
関係が浅い段階では、聞き上手のほうが好印象を持ってもらえる可能性があります。
そのため、好きな人と話すときは相手の話にしっかりと耳を傾け、適度な相槌を打ちながら共感を示しましょう。
自然に相手を褒める
人から褒められると、気分が高まり幸せな気持ちになるものです。
好きな人に会話を楽しんでもらうために、自然に褒めることを意識しましょう。
同じ職場なら仕事の丁寧さや早さを、友人のつながりであれば身に付けているファッションアイテムや髪型などが褒めやすいのでおすすめです。
相手を観察していれば褒めたいと思うポイントに気づく可能性があるので、見た目以外にも特徴や得意なことなどをチェックしましょう。
好きな人に話しかけられないならあいさつから始めよう!
好きな人に話しかけられないのなら、あいさつから始めて距離を縮めましょう。
あいさつができる関係になれば、簡単な会話ができるようになり、ためらわずに話しかけられるようになります。
気持ちをリラックスさせて、自然な笑顔を意識しながら行ってみてください。