恋人や気になる人と関わるうちに「好きかわからなくなってしまった」と感じる方がいます。
好きかわからなくなってしまう原因は、恋に理想を抱いていることや自分に自信がないことにあります。
対処方法として、自分と向き合い本当の気持ちを知ることが必要となります。
今回は、好きかわからないときに気持ちを確認する方法と対処法を紹介します。
相手から「好きかわからない」と言われた場合の対処法も解説しますので、当てはまる方はぜひ読んで参考にしてみてください。
「好きかわからない」と感じるきっかけ
好きかわからないという感情は、嫌いではないが好きと明確に表現して良いのか分からないという状況です。
今まで好きだとはっきり感じていたのに、デートが楽しみではなくなったり、相手のことを思い出す回数が減ったりしているなら「好きかわからない」という状況に陥っているのかもしれません。
例として、交際後一定期間経過して恋人との関係が落ち着いたときや、アプローチされているのに自分の感情が動かないときに「好きかわからない」と感じてしまうことがあるようです。
「好きかわからない」と感じるのには、きっかけがある場合もあります。相手が恋人なのか、交際前の相手なのかによって異なるため、それぞれ紹介します。
相手が恋人の場合
長期間交際すると、相手に対して新鮮さを感じなくなりドキドキすることが減ってきます。
その際、ドキドキすることが好きな気持ちだと思っている方は「好きかわからなくなってしまった」と感じることがあります。
恋人期間が長くなると、ドキドキよりも安心感を感じられるようになるものです。これは一般的なことで好きではないとイコールではありません。
また、情熱的に片想いをした相手と交際が始まった際に、「好きかわからなくなってしまった」と感じるケースもあります。
今まで全力で追いかけていた相手が自分のものになったことで、追いかける対象が急にいなくなり喪失感を感じるとともに「好きかわからない」という気持ちになるのです。
交際前の相手の場合
片想いの相手に対して持っている理想のイメージと、現実のギャップを感じることで「好きかわからない」と感じてしまうことがあります。一般的に「蛙化現象」と言われている状況です。
また、婚活・恋活においても「好きかわからない」と感じてしまうケースがあります。
婚活・恋活では「好きな人」よりも「好きになれそうな人」とデートする機会が多いはず。
「好きになれそうな人」に対し、好印象は感じつつもドキドキはしていない場合、このまま交際に進んで良いのか不安に感じてしまうことがあります。
「好きかわからない」という気持ちの原因
好きかわからなくなってしまう原因は「傷つきたくない」という気持ちが関わっていることがあります。
もう好きではないことに気づいていても、別れることで傷つくのが怖いと思うがゆえに関係を続け、本当の気持ちと向き合うことを避けようとしてしまうのです。
また、恋愛への期待値が高すぎる方は、相手に求める条件が多くなりがちです。
その状態で交際がはじまると、理想と現実のギャップを感じるタイミングが増え「好きじゃなくなったのかも」と疑問を抱くことにつながります。
好きかわからないときに気持ちを確認する方法
自分が相手のことを好きかわからないときに、気持ちを確かめる方法を4つ紹介します。
「好きかわからない」と感じている方は、読んだうえで試してみてください。
相手がいない日々を想像する
好きかわからないと思ったら、まずは相手と別れたときを想像してみましょう。
「寂しい」「一緒にいてほしい」と感じるなら、あなたは相手のことを好きなはずです。
対して、すっきりした気分になったり、なんとも思わなかったりする場合は、好きという気持ちからは遠ざかっているかもしれません。
相手が他の人と交際している姿を想像する
相手が他の人と交際している姿を想像した際に嫉妬心が生まれるなら、好きという気持ちが残っているといえます。
恋愛感情には「自分だけの存在でいてほしい」といった独占欲や執着心が混ざっています。
相手が他の異性を特別視することに対して抵抗があるなら、あなたは相手のことを好きな可能性があります。
相手の気持ちや状況が気になるか考える
一緒にいないときに「今何しているんだろう」「どう思っているんだろう」と考えることがあるのは、好きと感じている証拠。
相手のことを理解したい、知りたいと思う気持ちは好意からくるものです。
逆に、離れている間相手のことを一瞬も思い出さないなら、興味がなく好きではないと判断できます。
相手に危険が及んだときを想像する
相手が事故に遭ったり、大病を患ったりしたときに自分がどんな気持ちになるか、どんな行動するかを想像してみましょう。
なんとかして力になりたい、心配で落ち着かないと思うなら、好きな気持ちが残っているはずです。
対して「私じゃない誰かがサポートしてくれればいい」と感じる場合は、もう恋愛感情は残っていません。
どんなに長い付き合いで新鮮さがなくなっても、好きな気持ちが残っていれば、万が一のことが起きた際に相手の力になろうとするものです。
「好きかわからない」と感じたときの対処法
好きな気持ちを確認する方法を試してみても「よくわからない」と感じるなら、今何かを決断するのは避けたほうが良いかもしれません。
対処法として、以下を試してみてはいかがでしょうか。
一度相手と距離を置いてみる
まずは相手と距離を置いて、冷静に自分の気持ちと向き合える時間・環境を作ることが大切。
相手と一緒に住んでいる場合など、距離感が近すぎることで好きかわからなくなるパターンもあります。
自分の本当の気持ちと向き合おうとしても、相手が近くにいるときは集中できません。
一人で考える時間を数日確保し、ゆっくり自分と向き合う環境をつくりましょう。
他の人と比べてみる
他の人と比較して考えてみると、相手の良いところや魅力に感じるところを思い出す場合があります。
会社の同僚、元カレ、告白された人など、他の異性の性格や長所・短所を思い出してみましょう。「今の相手しかいないな」と実感できるかもしれません。
他の人の方が魅力的に感じてしまうなら、好きとはいえません。これを機に別れを検討してみてください。
友人に相談する
自分のことをよく知る友人に相談して、客観的な意見をもらうのもおすすめの対処法です。できれば、自分の過去の恋愛についてよく知る友人に相談しましょう。
他人に今の気持ちを言語化して伝えることで、自分では気づけなかった気持ちの変化や考え方に気づけるうえ、友人が思わぬヒントをくれることもあります。
「好きかわからない」と言われた場合の対処法
ここまで、自分が相手のことを好きかわからなくなった場合の考え方や対処法を紹介しました。
ここからは、相手から「好きかわからなくなった」と言われた場合にとるべき対応方法を紹介します。
好きかわからなくなったとき、相手はとても混乱しているはずです。
あなたの言動がいつも以上に影響を与えることを意識したうえで、紹介する方法を試してみてください。
相手にゆっくり気持ちの整理をしてもらう
相手の心に迷いが生じているなら、まずはしっかり自分の気持ちを整理してもらう時間をつくりましょう。
気持ちを整理してもらっている間は、相手を急かさず気長に待つことが大切です。
不安な気持ちのまま待つのは辛いかもしれませんが、無理に結論を急かすとお互いが納得する結果に着地できない可能性が高まります。
いつもどおり接する
「好きかわからない」と言われると複雑な気持ちになりますが、できるだけ今までどおり接するようにしてください。
相手は今気持ちが定まっていない状況です。そのときに自分の感情をぶつけたり、そっけなく接したりすると、より関係がギクシャクしてしまう可能性があります。
趣味や仕事に集中する
相手の気持ちの判別がつくまで待つのは辛いものですが「好きかわからない」と言われた場合、基本的に相手が結論を出すまで待つしかありません。
相手が考えている間は、恋愛から離れて仕事や趣味に集中しましょう。もやもやする時間が少なく済み、辛い時間を乗り越えやすくなるはずです。
好きかわからなくなったなら自分の気持ちに素直になろう
相手のことを好きかわからなくなったら、まずは相手と距離を置いて自分の気持ちとしっかり向き合う必要があります。
自分としっかり向き合った結果なら、関係を続けても別れても後悔することはないはずです。
今回紹介した方法を試し、自分の気持ちを判断してみてください。