恋愛

愛されたい症候群になる理由と克服方法

ROMARI制作スタッフ
愛されたい症候群になる理由と克服方法

「愛されたいけど、愛してもらえなくて寂しい」と感じていませんか。

愛されたい気持ちが強いと、自分の感情に振り回されてしまうことが少なくありません。ただ、好きな人から愛されたいなら、まずは自分から愛を与える姿勢が必要です。

気持ちを整理するためにも、愛されたいと感じる理由を始め、愛されたい症候群の克服方法を紹介します。

「自分が愛されたい症候群かもしれない」と感じるときは、ぜひ参考に読み進めてみてください。

愛されたい症候群とは?

見つめ合うカップル

愛されたい症候群とは「人から愛されたい」という気持ちが強い人のことです。

愛されたいという気持ちは誰もがもっています。そのため、愛されたいと感じること自体は問題ありません。

ただ「相手の愛情を感じたい」「愛情が本物かを確認したい」という気持ちが強すぎる場合は、愛されたい症候群の可能性があります。

愛されたい症候群の場合、家族や恋人から愛されたいと思うことが多いですが、周りの人から必要とされたいという欠乏感を抱えている人もいるようです。

人から求められたいという欠乏感に本人も苦しい思いを感じています。

しかし、相手に愛されたい気持ちを押しつけてしまうと、大切な人を苦しめる要因になりかねません。

恋人の場合は、相手の我慢が限界にきてしまうと別れを告げられる原因になります。

愛されたい症候群のチェック項目

「愛されたい症候群かもしれない」と感じる場合は、以下のチェック項目10個を参考にしてください。

  • 自己肯定感が低いと感じる
  • 愛するより愛されたい
  • 夢中になれる趣味、目標がない
  • 恋人の気を引く言動を取ってしまう
  • 優しくされても疑ってしまう
  • 親の前で良い子でいるようにしていた
  • 漠然とした寂しさ、孤独を感じやすい
  • 恋人や親に依存しがちで友達が少ない
  • 他人のマイナス面を見ることが多い
  • 受け身なところがある

上記のチェック項目に5つ以上当てはまった場合は、愛されたい症候群の可能性があります。

愛されたい症候群になる理由

悩む女性

過去の経験や寂しい気持ちを理由に、人から愛されたい気持ちが強くなることがあります。

気持ちを整理するときの参考にするためにも、愛されたい症候群になる理由を見ていきましょう。

人から認めてほしい欲求が強い

周りから「価値のある存在だ」と評価してほしい気持ちから、愛されたいと強く思うことがあります。

本人は自信がないため、自分を認められず、他人軸で自分の評価を決めてしまう部分があるのです。

誰でも人から認めてほしい気持ちはあるので、承認欲求を感じることが悪いわけではありません。

ただ、他人からの評価を重視しすぎると、相手の評価によって気持ちが左右されがちになります。

過去の恋愛で傷ついた

過去の恋愛における経験から、愛されたい症候群になることがあります。

恋愛では、恋人との別れや浮気をされてしまうなど、悲しい経験をすることも少なくありません。

人によっては過去の恋愛経験がトラウマになってしまい、人を信じられない気持ちになることも。

過去の恋愛経験が原因で、恋愛における不安を感じやすくなり、相手から愛されたい気持ちが強くなってしまいます。

魅力が分からず自信がもてない

自分には魅力がないと感じている場合、愛されたい症候群に陥ることがあります。

過去に自信を失うような経験をしたことから、否定的な思考パターンや価値観を身につけているのです。

本人の自己肯定感が低いため、周りから愛されることで安心感を得たいという気持ちが強くなります。

寂しい気持ちが消えない

ほかの人よりも、寂しい気持ちや孤独を感じやすい場合、愛されたい症候群に当てはまることがあります。

元からの性格が原因になることもあれば、過去の何かしらの経験から「ひとりでいたくない」という気持ちが強まることもあるのです。

寂しさを感じるポイントは人によって違うため、周りから見たときに友達や恋人に恵まれていても、本人は孤独を感じているかもしれません。

自分の孤独な気持ちを埋めてくれる存在として、周りの信頼できる人に寄りかかってしまうことがあります。

恋人に依存しがち

愛されたい症候群の場合、恋人や親以外に信用できる人がいないことも珍しくありません。

相手に心を開くのが苦手なため、仲良くなっても「本音を伝えると嫌われるのでは」という不安を感じます。

そのため、広く浅い付き合いはできるものの、深い付き合いができる友達は少ない傾向にあるのです。

甘えられる一部の人に依存してしまいがちになり、恋人ができても相手に執着してしまいます。

相手の愛情を信じられない

愛されたい症候群の場合、相手の愛情を疑ってしまう傾向にあります。

本人は「自分には価値がない」と信じているので、大切な人の言葉でも信用できないことがあるのです。

たとえば、恋人から「愛しているよ」と伝えられても、嬉しい気持ちとともに「いつかは捨てられる」という不安を強く感じてしまいます。

自分は愛されないという不安から、相手の言動を悪いように受け取るところがあるため、大切な人を疑う言動が多くなるのです。

愛情を確認したい気持ちが強い

愛されているという安心感を得たい気持ちから、大切な人に愛情を確認してしまうことがあります。

「自分は愛されていないのではないか」という不安が強いため、定期的に相手の気持ちが自分に向いているのかを確かめたくなるのです。

たとえば、恋人に対して「私のこと好き?」「私のこと嫌いなの?」と伝える例があげられます。

愛されたい症候群でない場合でも、愛情を確認することはありますが、頻繁に伝えることはありません。

適度に愛情を確認をする分には、相手からも愛らしいと思ってもらえますが、何度も確認すると面倒に思われてしまいます。

子どもの頃に愛情不足の経験がある

親からの愛情を受け取れなかったと感じる場合、愛されたい気持ちが強くなる傾向にあります。

本来は子どもの頃に親から無償の愛を注いでもらうことが必要です。愛情を感じられることで、大人になったときも「自分は人から愛される価値がある」と思えます。

ただ、人によっては親が過干渉や無関心など、親からの愛情を受け取れなかった結果、愛情不足を感じてしまうケースがあるのです。

本人の感覚として「愛されなかった」と感じる気持ちがある場合、大人になってから恋人や周りの人に愛情を向けてほしいと感じます。

愛されたい症候群の克服方法

会話するカップル

時間をかけて自分の気持ちを見つめ直すことで、少しずつ愛されたい症候群を克服できます。

欠乏感を解消するためにも、愛されたい症候群の克服方法を見ていきましょう。

まずは自分が相手を愛する

愛されたいと感じるときは、まずは自分から相手に何かしてあげるようにしましょう。

本来、愛情は相手に何かしてあげたいという純粋な気持ちで与えるものです。

「相手から与えられた分しか愛情を返したくない」「必ず見返りがほしい」など、損か得かという視点で愛情をはかるのは良くありません。

まずは小さなことからで構わないので、周りに「ありがとう」や「愛している」など、自分から愛情や感謝の気持ちを伝えましょう。

ただ、相手から愛されないと感じるときは、恋人との相性が悪いという可能性もあります。

恋人の言動を振り返り、信頼関係を築けない間柄だと判断したときは、思い切って別れる選択肢を視野に入れてみても良いかもしれません。

趣味や勉強会のコミュニティで交流する

「寂しい気持ちが強い」という場合は、趣味や勉強会などのコミュニティに参加するのがおすすめです。

同じ分野に興味がある仲間と話す機会を作れるので、所属できている満足感や承認欲求を満たせます。

趣味のつながりなら、SNSを使って交流する方法や教室に通う方法で、気が合う仲間を見つけることが可能です。

勉強に関わるコミュニティなら「読書会」「マーケティング」など、ネットから検索をかけてみると、オンラインやオフラインからさまざまな内容が開催されています。

コミュニティに参加すると、人とつながれる喜びを感じる瞬間が増えて、愛されたいという欲求をカバーできるはずです。自分の好みに合わせてコミュニティを探してみましょう。

ポジティブな言動を心がける

ほかの人から愛されるためにも、会話するときはポジティブな言動を心がけましょう。

ネガティブな話題が多いと相手からの印象が悪くなり、人から避けられる原因になります。

不満ばかりを口にしていないか、日頃の言動を客観的にチェックしてみても良いかもしれません。

特に好きな人と話すときは、愛情を確認する言葉や駆け引きなど、相手から面倒に思われる言動は控えるようにしてください。

自分を大切にする

愛されたい症候群を克服するには、自分を愛することも大切です。

自分を愛せるようになると、ほかの人に愛されるかどうかで自分の価値を判断しなくなります。

自分を大切にするためには、ひとりで本音や感情と向き合う時間を設けるのがおすすめです。たとえば、ノートに本音を書き出す方法や、ひとりで散歩をして内観してみましょう。

「なぜ愛されないと強く感じるのか」「相手に何を期待しているのか」など、日頃感じている気持ちを掘り下げていきます。

自分の思考パターンや気持ちを整理できるので、愛されないといった気持ちや漠然とした不安を抱える機会を減らせます。

自分を褒めてあげる

少しずつ自信をもつためにも、自分を褒めてあげる時間を設けましょう。

自分にプラスの言葉を投げかけることで「恋人が思うように愛情表現をしてくれなかった」など、周りの反応によって感情が振り回される状況を減らせます。

自分を褒めるポイントがないと思う場合でも、何かしらの褒められる部分はあるはずです。

たとえば「会社に毎日出社できている」「自炊ができている」など、当たり前だと思っていることでも、ポジティブに捉えられる部分といえます。

周りの評価に左右されるのではなく、自分の機嫌は自分でコントロールできるようにしてみてください。

ないものでなくあるものに目を向ける

「なぜ自分には〇〇がないんだろう」とマイナス面を見るのではなく、今あるものに目を向けてみましょう。

気づかないだけで、実はすでに多くのものをもっているはずです。

たとえば「恋人以外の友達が少ない」と思うときは「大切にしたい友達が一人はいる」とポジティブな側面に目を向けてみてください。

大きな幸せがないと報われないと思うよりも、小さな幸せに目を向けるほうが心の健康や不足感を補えるようになります。

愛されたいときは自分を認めることから始めよう

ハートを持つ男女

人から愛されたいときは、まずは自分から相手を愛する姿勢が必要です。

また、自分の感情を認めることや褒め言葉をかけてあげるなど、自分自身にも優しく接しましょう。

自分で愛されたいという気持ちをコントロールできるようになると、感情に振り回されることが少なくなります。

記事の内容を実践して、よりよい恋愛関係を築いてくださいね。

ROMARI制作スタッフ
40代からの婚活や恋活を応援するROMARI制作スタッフです。大人世代の恋愛には、20代や30代の頃とはまたちがった悩みが出てきます。素敵な方と巡り合い、豊かでときめく人生を送るために役立つ情報をお届けします。

一覧に戻る

豊かでときめく人生を。

大人世代の結婚・再婚を応援する
婚活マッチングサイトです。

無料登録 ※40歳未満の方は利用できません