婚活手段ごとの費用相場と安く抑えるためのポイント

婚活はサービスやツールによってかかる費用が異なります。

サービス・ツール以外にも、デート代や美容費などの費用もあるため、安く抑えるには「お金をかけるべきところ」と「抑えるところ」のバランスを取ることが重要です。

このコラムでは、婚活サービスやツールごとの費用相場や、婚活費用を安く抑えるためのポイントを解説します。

「婚活にどのくらい費用がかかるか分からない」「なるべく婚活費用を抑えたい」とお考えでしたら、ぜひ最後まで読んでみてください。

婚活サービス・ツールごとの費用相場

婚活の方法やツールによって、婚活にかかる費用は変わってきます。

ここでは、代表的な婚活サービス・ツールであるマッチングアプリ、結婚相談所（店舗型／オンライン完結型）、婚活パーティーの費用相場を見ていきましょう。

マッチングアプリ・サイトの費用相場

マッチングアプリ・サイトの費用相場は、男性の場合、月額3,000円台〜6,000円台。女性の場合は、月額無料〜6,000円台です。

それぞれのマッチングアプリ・サイトには、利用目的や年齢層、サービスの特長などにおいて違いがあります。

一般的に、友達作り目的や恋活向けのサービスは利用料金が安く、婚活向けなど本気度が高い人向けのサービスは料金が高い傾向にあります。

さらに、年齢層が高ければ高いほど、婚活への本気度が高くなるため、サービスの利用料金が高くなる傾向があります。

そのため、安さだけでサービスを選ぶと、なかなか出会いに結びつかないかもしれません。

また、仕事が忙しい方などは、店舗型の結婚相談所や婚活パーティーのように足を運ぶサービスではなく、スキマ時間でできるマッチングアプリ・サイトが向いています。

自分のライフスタイルと照らし合わせて、サービスを選ぶことが重要です。

店舗型結婚相談所の費用相場

結婚相談所には、大きく分けて店舗型と後述のオンライン完結型があります。

活動期間にもよりますが、店舗型の結婚相談所の費用相場は、入会から成婚退会までで20万円〜60万円程度です。

結婚相談所によっては、お見合いごとの料金やセミナー参加費などのオプション料金が設定されていることもあります。

また、活動期間が長ければ長いほど、当然ですが費用は高くなります。

このように、費用相場が高い傾向にある店舗型の結婚相談所ですが、サポート体制は婚活方法の中でダントツです。

相談所によっては、デートに着ていく服や会話のコツなどのサポートをしてくれることもあります。

恋愛経験がない・少ない方、一人で婚活を進める自信がない方にはうってつけのサービスです。

オンライン完結型結婚相談所の費用相場　

オンライン完結型結婚相談所とは、その名のとおりオンラインを使ってサービスを受ける結婚相談所です。来店が不要なほか、店舗型の結婚相談所に比べて料金が安い傾向にあります。

オンライン結婚相談所の費用相場は、1年間活動した場合、入会から成婚退会までで10万円〜20万円程度です。

マッチングアプリ・サイトと異なり、入会のために独身証明や年収証明などが必要なため、既婚者が混ざる心配もありません。

※婚活向けのマッチングサービスでも独身証明や年収証明が必要なものはありますが、少数です

オンライン通話やチャットにてサポートが受けられるため「忙しいけどプロのサポートも受けたい」とお考えなら、ぜひ検討してみてください。

婚活パーティーの費用相場

婚活パーティーは、指定の日時・会場に足を運び、複数人の異性と交流できるサービスです。

地域にもよりますが、パーティー1回あたりの費用相場は、男性の場合、3,000円〜7,000円程度。女性の場合は、無料〜5,000円程度となります。

「〇歳〜〇歳」「医師の男性限定」「再婚限定」など、 パーティーによってターゲットが限定されているため、希望する条件に合うものがあれば積極的に参加するとよいでしょう。

また、直接会って話せるため、すぐに相性を判断しやすい点もメリットです。

一方、人見知りの方やトークスキル・容姿に自信がない方は、婚活パーティーよりもマッチングアプリ・サイトなど、テキストのやり取りから始められるサービスのほうが向いています。

婚活サービス・ツール以外にかかる費用

婚活費用を考える際、つい婚活サービスやツールにかかるお金だけを計算しがちですが、ほかにもお金がかかる場面は出てきます。

デート代・交通費

婚活で出会った人とのデート代、交通費は婚活において欠かせない費用です。

とくに、婚活シーンにおいては、男性がデート費用を負担することもあります。

相手の食事代も負担する場合、1回のデートで6,000円〜1万円程度かかるはず。週に1回デートをすると仮定した場合、月に数万円かかります。

洋服・コスメ・美容室代

デート前の準備として、洋服やコスメの購入代金、美容室代などもかかってきます。

とくに、同じ人と2回目、3回目のデートを重ねる際は、複数の洋服が必要です。

また、女性の場合はより魅力的に見せようと、コスメやエステ代などがかかることもあります。

写真撮影代

プロフィール写真は、婚活のゆくえを左右する大切なポイントです。

より魅力的に見せるためには、プロのカメラマンに撮ってもらう必要があります。

カメラマンや地域によって異なりますが、1万円前後の費用がかかるはずです。ヘアメイクなどを依頼する場合は、さらに高くなります。

婚活の費用を安く抑えるためのポイント

ここまで婚活にかかる費用について解説してきました。

婚活サービス・ツールやそれ以外にかかる費用を単純に合算すると、月に数万円程度の出費は覚悟する必要があります。

月数万円もかけたくないとお考えであれば、以下で紹介するポイントを押さえてみてください。

自分に合ったサービス・ツールを利用する

このコラムでも紹介したとおり、婚活サービス・ツールは多種多様です。

費用だけでなく、目的、ライフスタイルなど、自分に合ったものを選択することで、結果的に婚活期間が短くなり、婚活にかかる費用も抑えることができます。

もう一度、婚活サービス・ツールとそれぞれに向いている人を紹介しますので、確認してみてください。

婚活の期間をあらかじめ決めておく

「○○までに結婚する」などと婚活期間をあらかじめ設定することで、今すべきことが明確になり無駄な出費を減らすことにつながります。

また、ゴールを設定することでモチベーションを保ちやすく、結果的に費用を抑える助けになります。

お金をかけるところと抑えるところのバランスを取る

婚活費用を安く抑えようと、洋服代や美容代、デート代などをケチると「ケチな人」「経済力がない人」とマイナスな印象を与えかねません。

美容やデートなどにお金をかけることは、良い印象を与えるために重要です。

無駄にケチるのではなく、相手に良い印象を与えるための投資と考えましょう。第一印象が良ければ、2回目や3回目のデートにつながりやすくなります。

一方、2〜3ヶ月続けてもなかなか成果が出ないサービスやツールを使っている場合は、サービス・ツールを変更して出費を抑えることを検討してみてください。

戦略を考えて婚活費用を抑えよう

婚活の費用を抑えるには、婚活方法や自分に適したサービス・ツールを知ることが大切です。

まずは、婚活のゴールを設定し、自分の性格やライフスタイルを考慮したうえで婚活サービス・ツールを選択してみてください。

戦略的に婚活を進めることで、無駄な出費を抑えつつ、結婚へ近づけるはずです。