婚活に疲れる理由と乗り越える方法

婚活中の多くの人が、婚活疲れを経験しています。

しかし、疲れたからといって婚活をやめてしまうと、結婚が遠のく恐れがあります。

婚活を諦めないためには、疲れる理由やうまくいかない原因を見つめ直してみましょう。

この記事では、婚活疲れを乗り越える方法を紹介するのでぜひ参考にしてください。

婚活で疲れるのはなぜ？

理想とする未来のために婚活を頑張ろうと決意しても、疲れてしまい、続ける自信を失うこともあります。

婚活を続けたいのに意欲が起きないときは、なぜ疲れてしまうのかを考えてみてください。

理由がわかることで気持ちが整理でき、うまく切り替えられるようになります。

期待通りの出会いがない

婚活を始めるときには「どのような男性に出会えるかな」「来年には結婚しているかも」と期待を抱くかもしれません。

しかし、過剰に期待していると、期待通りの出会いに恵まれない場合に疲れを感じやすくなります。

期待通りの出会いではなくても、新しい出会いがあることに喜びを感じることが疲れないポイントです。

「婚活をすればすぐに素敵な出会いがあり結婚できる」といった考えは、婚活疲れを起こしやすいので注意してください。

思うような成果を得られない

婚活では、タイプの男性と出会えても相手が気に入ってくれる保証はありません。

初対面の印象がお互いよかった場合でも、デートで「思っていた人と違う」と感じたり思われたりするケースは、よくあることです。

成果を得られないことが続くと「自分に魅力がないからだ」「誰からも好きになってもらえない」と自信を失くしてしまうようになります。

自己肯定感が下がると自分の魅力がわからなくなるため、婚活の場でもどのように振舞えばいいのか悩んでしまうのです。

予想以上に時間や費用がかかる

婚活を始めても1年以上うまくいかない場合、婚活を続ける意味があるのか疑問になることがあります。

休日に婚活をしているなら「せっかくの休日を無駄にした」と思ってしまうことも。

また、婚活を続ける時間が長くなるほど、デート代・洋服代・美容代などの出費がかさみます。

成果が表れないのに、時間や費用を失っていくことで疲れを感じていきます。

「続けていても出会える保証はない」とネガティブな考えになれば、婚活をやめたくなる気持ちがさらに加速していきます。

初対面の人とのコミュニケーションが疲れる

婚活は新しい出会いを求めるため、初対面の方とのコミュニケーションが必要です。

マッチングアプリの場合は1対1で会うケースが多いですが、婚活パーティーでは数十人の異性と話さなければいけないこともあります。

短時間とはいえ、まったく面識のない方と会話をするのは気疲れしてしまうもの。

1対1のデートや合コン・街コンの場合も、長時間のコミュニケーションが必要となります。

また、必ずしも話が合ったり盛り上がったりするわけではないため、会話に面白みを感じないと婚活を楽しくない時間だと思うように。

会っていないときでも、慣れていない連絡のやり取りに疲れを感じ、ストレスが溜まっていくこともあります。

婚活で疲れやすい人の特徴6選

婚活で疲れやすい人には共通して特徴があります。

どのような特徴を持っていると、婚活で疲れやすいのか見ていきましょう。

疲れやすい人の特徴を6つ紹介していくので、当てはまる場合は改善するための参考にしてください。

理想が高すぎる

相手に過剰に理想を抱いていたり、「こうあるべきだ」と求めすぎたりすると、婚活で疲れやすいといえます。

「目鼻立ちがはっきりした顔の男性がいい」「趣味が同じ男性がいい」などの理想は、自分のストライクゾーンを狭めてしまうだけです。

当てはまる相手のみを追い求めていると、出会いに時間がかかるのも当然といえます。

短期間で結果を求めている

婚活をしている方の多くは「早く結婚をしたい」という考えをお持ちです。

職場の人や友人の結婚報告を聞いたあとでは、さらに結婚したい気持ちが加速します。

しかし、婚活では短期間で相手が見つかり、とんとん拍子に進む方は一握りです。結果に急いでいると、現実とのギャップに傷つき、婚活疲れを起こします。

真面目すぎる

真面目すぎると余計なことまで考えたり、自分に非があると思ったりする傾向があるため、婚活に疲れやすくなります。

結果が出ない場合「自分の努力が足りない」「もっと頑張る必要がある」と自分を追い込んでしまいやすく、思いつめてしまうこともあります。

また、相手に好意を持ってもらえないと、その都度「自分のどこかが悪かったんだ」と自分を責めることも。

真面目に取り組むことは大事ですが、自分を追い詰めると婚活を楽しめなくなります。

自分を出すのに時間がかかる　

なかなか自分を出せない方や、人見知りをしてしまう方は、婚活に疲れやすいタイプです。

初対面の方との会話が苦手だと、婚活の時間を緊張状態で過ごしてしまいます。ずっと気が張っている状況では、婚活に疲れてしまうのも無理ありません。

また、自分を出すのに時間がかかる方は自己肯定感が低い傾向があり、相手に気を遣いすぎるところがあります。

会話中では「この話はつまらないかな」「わからないけど同調しておこう」など、自分よりも相手の気持ちを優先して考えてしまうことも。

ほかにも、自分をよく見せたいことが理由で自分をうまく出せないこともあります。

ネガティブ思考

婚活では相手を見つけるまで、新しい出会いと別れを繰り返さなければいけません。

うまくいかなかったとしても、相手と相性が悪かっただけと捉える方であれば、次の出会いに前向きになれます。

しかし、ネガティブ思考な方は、関係が進展しなかった場合に落ち込んだり悩んだりしすぎてしまいます。

何が悪かったのかを考えるのは、次の出会いに活かすために大切です。いつまでも引きずっていると婚活が疲れてしまう原因となります。

また、ネガティブ思考だと悩みを自分ひとりで抱え込んでしまうこともあります。

恋愛経験が乏しい

恋愛経験が乏しいと、婚活で出会えたとしても関係の進め方がわからないことがあります。

そのため、思うような展開が望めず、婚活を続けていく自信を失っていきます。

恋愛経験が人並みにあれば、男性の気持ちがある程度理解できるため、アプローチもスムーズに行えます。

経験不足だと相手からのアクションを待ってしまいがちなので、男性に好意を伝えられないまま終わることも少なくありません。

婚活疲れを乗り越える方法7選

ここからは、婚活疲れを乗り越える方法を7つ紹介していきます。

婚活のモチベーションが下がっているならば、早速チェックをして次回の婚活に活かしましょう。

自己肯定感を高める行動をとる

婚活で相手に断られてしまうと、自分を否定された気持ちになり、婚活に疲れる原因となります。

自己肯定感を高めていれば、たとえ断られたとしても「自分には合わなかっただけ」だと前向きに捉えられるようになります。

自己肯定感を上げるためにおすすめなのは、成功体験を増やすことです。

高い目標だと成功するまでの道のりが遠いので、小さな目標を作ることがポイントです。

目標は何でも大丈夫ですが、できれば恋愛に関係するもので考えてみてください。

上記の例を参考にし、目標を意識して行動に移して成功体験を増やしていきましょう。

「自分にはできる」といった経験が自信に繋がり、恋愛面でも効果を発揮していきます。

婚活から離れてみる

婚活にネガティブな感情を抱くようになったときは、思い切って婚活から離れてみてください。

心が疲れているときは、相手への対応にも配慮に欠けてしまう恐れがあります。

良縁とはどのようなタイミングで巡ってくるかはわからないので、疲れたときは自分を休ませる時間が必要です。

趣味や仕事に打ち込んでみたり、友人と会う機会を増やしたりなど、自分が楽しいと思うことに時間を使ってください。

気持ちがリフレッシュすると、心に余裕ができ婚活に対して新たな気持ちが生まれます。

しかし、婚活から離れたままでは「結婚がさらに遠のく」と不安に襲われるかもしれません。

離れるにしても「2ヶ月だけ休む」など、期限を決めるようにしましょう。

うまくいかない原因を見つめ直す

婚活で疲れている方の大半は、うまくいかないことが原因ではないでしょうか。

なぜうまくいかないのか原因を見つめ直すことで、自分がこれからどのように動けばいいのかがわかってきます。

人によってうまくいかない理由は異なりますが、以下の理由が原因の場合が多くあるので参考にしてください。

「素敵な男性がいない」「条件がよくない」と考えているなら、自分の理想の高さが原因の可能性があるので、相手に求めているものが多くないか考え直してみましょう。

「誰もアプローチしてくれない」と悩んでいるのは、受け身すぎる可能性があります。いいなと思う男性には、自分からアプローチしてみてください。

「早く結婚したい」と気持ちが焦っているときは、落ち着いて相手との関係を深める努力を。自分と相手のペースが異なるのは自然なことなので、無理やり相手を巻き込むと離れていく恐れがあるので気をつけましょう。

自分に自信が持てないことが理由であれば、自己肯定感を高めたり自分磨きに励んだりして、自信が持てる行動を取ってみてください。

婚活以外の場所で男性と交流する

婚活の場だからこそ意識をしてしまい、男性とうまくコミュニケーションが取れないことがあります。

婚活とは関係のない趣味や仕事の場で男性と積極的に関わると、男性とのコミュニケーションのコツがわかってくるかもしれません。

会話を重ねていくことで盛り上がるような話題も理解でき、相手と話が弾むと自然と自己肯定感が高まります。

「自分でも男性と会話を楽しめる」と自信をつけていくことは「もっとほかの男性とも話してみたい」と思えるようになるので、婚活への意欲向上につながります。

婚活以外の場所で男性と交流するには、以下の場所を参考にしてください。

恋愛経験が乏しい場合でも、男性との交流で免疫がつき自信がついていきます。

ひとりで行動に移せないならば、友人に協力をしてもらってはいかがでしょうか。

自分磨きに励む　

自分磨きを行うことは、外見だけでなく内面の向上に効果があります。

婚活疲れをしていると、自分の魅力に気づきにくくなることもあり、より婚活がうまくいかなくなることも珍しくありません。

「疲れているな」と感じたときは、結果を求めるのではなく自分自身を見つめ直すきっかけだと捉えてください。

容姿に自信が持てないならば、ストレッチやウォーキングなどの運動がおすすめです。体重にこだわるのではなく、運動を続けることで体が引き締まり自信が持てるようになります。

コミュニケーションに自信が持てないなら、自分が普段選ばないジャンルの本や映画を観て教養を深めましょう。

新たな知識を増やすことで、初対面の方とも話せる話題づくりに役立ちます。

ポジティブなイメージを持つ

ネガティブ思考では、うまくいくものも失敗に終わってしまう可能性が高くなります。

婚活に疲れてしまったなら、なぜ婚活を始めたのかを思い返してみてください。

「結婚をして幸せになりたい」といった理由で始めたなら、幸せになる未来をイメージしましょう。結婚後のポジティブな未来を想像することで、再びがんばる意欲がわいてきます。

うまくいかないときは「自分には合わなかっただけ」と考えると、次の婚活を楽しみに待つことができます。

反対に、相手をお断りするときでも「相手や自分にはほかに合う人がいるから仕方がない」と、割り切って考えるようにしましょう。

また、まだ出会えていない状況は決して悪いことではありません。相手がいないことは、まだ見ぬ幸せな未来が待っているということです。

婚活を思う存分楽しみ、ポジティブな気持ちで素敵な出会いを待ちましょう。

別の婚活方法を利用する

婚活には婚活サイトやアプリ、婚活パーティー、合コンなど、さまざまな方法があります。

同じ婚活方法を続けているのであれば、別の方法で試してみると新たな気持ちで挑めます。

婚活パーティーに参加している方なら、婚活アプリや結婚相談所など、1対1で関われるものに変えてみましょう。自分に合った婚活方法であれば、ストレスなく婚活を行えます。

どの方法が合うのかわからないならば、あらゆる方法を試してみましょう。その結果、自分に適した婚活方法が見つかり、楽しく婚活できるようになります。

婚活に疲れたときは発想や方法を変えてみよう

婚活に疲れてしまうのは、珍しいことではありません。

がんばっているからこそ、結果が出ないことに傷ついてしまうのは自然なことです。

しかし、婚活疲れを放置しておくと、次第に症状が悪化していくかもしれません。

婚活では縁が巡ってくるまで時間がかかることもあるため、疲れたときにはゆっくり休んでパワーを充電させる時間も必要です。

「自分に合う人と必ず出会える」と強い意志を持ち、婚活疲れには発想や方法を変えて対応して、気持ちを上手に切り替えましょう。